2022.1.8 心の旅

私は、旅が好きです。そして、旅には、さまざまな形があっていい、と思っています。

海外を訪れることもあれば、国内にある場所に行ってみることもあります。

たとえば、数時間だけ、地元をめぐるものだって、それはそれで小さな旅です。

ぽっかりと空白の時間ができたので、どこかへ行ってみようと思いました。

でも、旅が好きな自分だって、面倒だなぁ、やめとこうかなぁ、お金もったいないなぁ、どっか行ったって何もないかもしれないなぁ、とか、弱気になることだって、当然あります。

そんなとき、作家・伊集院静さんのこの言葉を思い出します。

「旅に出なさい。どこへ向かってもいいから、旅をしなさい。

 世界は君や、あなたが思っているほど、退屈なところではない」

 (引用:伊集院静「大人の流儀」)

地下鉄の1日乗車券を買ってみました。720円。

これは、ただ単にフリーパスになるだけでなく、「心のフリーパス」のような役割をも果たし、

一時的にでも、お金の雑念や束縛から自由になることができます。

地下鉄にのって、行けるところまで行ってみました。

上永谷駅は、友人が住む街で、名前は知っていたけど、訪れたことがなかった場所。

菅原道真公につながるという、由緒正しい「永谷天満宮」という神社がありました。

なるほど、だから地名が「永谷」なのか。

立場駅は、住宅街にぽつんとあるような駅で、イトーヨーカドーがある他は、これといって何かがある場所ではありませんでした。でも、何もないことの中に、身を置いてみることも面白いものです。発見。

終点の湘南台駅は、ターミナル駅で、2つの私鉄と接続していました。

駅構内では、大学生たちが、シリア難民を救う募金を呼びかけていたことが、妙に新鮮に映りました。

日が暮れて、地元に帰ると途中の電車の中、母校である高校の弓道部員を見かけました。

部活ジャージの背中に書かれた「第58期」という数字。

自分は何期だったっけと思い出して、引き算をしてみました。

その数字は、高校を卒業してから、経過した年数であり、遠回りしながら、ちゃんと歩んできた軌跡。

コメント

  1. motoki より:

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